車で遊ぶ趣味の自動車屋【ネオテック】

当店は大阪で輸入車を中心にお客様のご希望に沿った車作りをします

ワンオフパーツ作りから、チューニング、レストア、フルコン取扱い、修理、車検、
リペア部門では、デントリペア、レザーリペア、鈑金塗装、ポリマーコート等


ローバーミニへスーパーチャージャー取付け出来ます。感激のパワーアップ!!

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ローバーミニ用フルコン取付、インジェクションチューニング


●ローバーミニにフルコンを取付け場合いくつかの選択肢があります。

まずベース車がどのタイプのエンジンかです。

1.キャブモデル
基本的に次にあげるインジェクションデスビ有りと同じです。
インジェクションモデルと異なる点は、追加で燃圧を上げる為の燃料ポンプ取付け及びリターン必要です。

2.インジェクションデスビ有りモデル(96年式まで)
回転信号をどこで取るかです。それにより異なります。後程説明します。ECUによりイグナイターやマップセンサーが必要となります。

3.インジェクションデスビ無しモデル(97年式以降)
デスビが無いので選択肢が少ない。

共通して、アイドルコントロールする為の部品が必要です。レース専用であれば無くても良いですが町乗りであれば必要となります。純正ではスロットルボディの横についてバタフライの開度を調整していますが、このステッピングモーター(ステッパモーター)をフルコンでコントロールするのは難しいです。手動でキャブ車のチョークのようにステッピングモーター(ステッパモーター)を使用する為のスイッチを取付けることは可能です。レバーを上に上げれば回転が上がり、下げれば回転が下がります。通常エアを使用して回転を制御する為のパーツ付けます。他にも制御方法あります。現在テスト中で最終段階です。

フルコンは基本的に回転信号がエンジンより拾えれば、エンジンを点火することが出来ます。ここが一番の肝です。

ミニのECU(MEMS)は国産のECUとは、全くこの部分の信号の取り方が違いますので・・・どちらかといえば、ボッシュのコンピューターに近いです。
ローバーミニの場合、フライホイール横にあるリレクターリングから信号を取っています。

フルコンではデスビがあるモデルであれば、国産車のようなセンサー等をデスビに加工して取付ける方法があります。実際、当店もHALTECHと最初のEMSはこの方法を取りました。

デスビが無い97年以降はこの方法が取れません。当店では最初はフライホイール側を加工しては走らせました。この方法はクラッチを交換するタイミングやエンジンを降ろしている場合には向いていますが、通常は作業的に手間もかかる為、気軽には出来ません。只、部品点数は少なくて済みますので、ついで作業(クラッチ交換やフライホイール軽量化等)があれば安く付く場合もありますので検討の余地はあります。

もうひとつの方法として汎用性の高いクランクプーリーを加工して取り付ける方法です。この方法は以前からエレクトリックモーティブ社製の同時点火キットでご覧になっている方もおられると思います。クランクプーリーにトリガープレートを取付け、センサーで回転信号を取る方法です。ミニの場合この部分が狭いので、オリジナルで製作しました。イギリス製の商品もありますが、レース専用に考えているのか、フロントラジエターが前提なのか大きくて日本使用のミニにはなかなか取付け出来る商品が見当たりません。

回転信号さえ取れれば、後は同時点火で制御OKです。

キャブ車にもデスビレスで点火をしてみたい場合も使用出来ます。エレクトリックモーティブ社製の同時点火キットとの違いはマップで細かい制御が出来る点です。

一番難しいのは、アイドルコントロールです。国産車のほとんどの車はエアでコントロールしていますが、ミニSPI(シングルポイントインジェクション)では、ステッパモーターを使用し、直接スロットルバタフライを動かし、アイドルコントロールしています。バイク等にはありますが、車では珍しいと思います。

純正のスロットルボディとインマニを生かしてフルコンを取付けする場合は、この部分も純正のステッパモーターを使用しコントロールしたいところです。

説明が長くなるのでこの位にします。

一度エンジンが点火すると後はゲーム感覚でインジェクションチューニングを楽しめます。

車の上で作業をすると取付け中、車が邪魔になるのでエンジンを回せる台を組みました。
エンジンは97年式以降のデスビ無しのモデルです。ECUは今回はEMS8860を使用しました。(現在は同性能で低価格の4860があります)
クランクプーリーで信号を取る場合、ミニではクランクセンサーをこのように取付けてみました。クランクプーリーに取付けられたギザギザのトリガープレートをセンサーで読みます。この方法は他車でも使用出来ます。
この部分の部品は販売中です。
97年式以降のモデルも問題無くエンジンは点火します。これで点火時期や燃料増量も出来るので見違える車へと変身します。ノーマルのスロットルボディでも十分早いですが夢は広がります。
96年式以前であればデスビが不要になりますのでデスビを外すのがスマートでしょう。その為の蓋です。大型のオイルクーラーも余裕で取付け出来る様にもなりますよ。
トリガープレートの取付け例です。もちろん取付け加工のみも承ります。


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