電動エアコン取付けできます。
本当は、電動クーラーですね。でも皆さん電動エアコンと呼ぶのでここでは、電動エアコンとします。
エアコンとクーラーは同じ様に感じますが、違いがあります。
エアコンは、冷房、暖房、除湿など、空気の状態を調整する機能があり、クーラーは、冷房機能のみです。
単純の言えば、同じ吹き出し口で、温度調整された空気が出す事ができるかです。
旧車の場合、元々は暖房のみ足元から吹き出し、冷房≒クーラーは、助手席の前に吊り下げられたエバポレーターに吹き出し口がある事が多いです。
暖房は、エンジンの熱を利用します。冷却するクーラントを室内に循環し、その熱を利用して暖房します。エンジン掛け始めは水温も低いので暖房は効きませんが、水温の上昇と共に暖房が効き始めます。
冷房は、通常エンジンの回転を利用して、回転部分からベルトを使いコンプレッサーでガスを圧縮して、室内のエバポレーター内でで気化させてその表面の冷気をファンで送風しています。この辺りは家庭用にクーラーと変わりありません。
コンプレッサーの圧縮を、エンジンの回転を使うのが、自動車のクーラーの仕組みです、家庭用は、電力によりコンプレッサーでガスを圧縮します。
今まで後付けで旧車にクーラーを何台も取付けしました。その場合は、クーラー取付けキットが存在する車の場合は、部品も揃っていますので、基本的にそのキットの指示通りの取付けで完了します。
当ショップのお客様の車のほとんどが、キットが存在しない旧車です。
その場合は、キット同様のエンジンルームにコンプレッサーを固定する取付け金具の製作、コンデンサーの取付け位置の確保、配管の製作、室内への配管の引き込み、エバボレーターと吹き出し口の取付け位置の確保、電気配線など作業は多岐にわたります。
一番の苦労は、コンプレッサーにベルトを掛けるのですが、エンジンとの位置関係の調整です。ベルトはエンジンのプーリーやダイナモ・オルタネーターのプーリーに追加のプーリーを取付け、その位置とコンプレッサーを合わせる必要があります。
場所の確保も必要です。コンデンサーなどの部品が増える為に、窮屈度は増します。
その他、クーラーはエンジンにコンプレッサーを回す負荷を与えますので、オーバーヒートしやすくなります。その為に電動ファンの追加を必要とします。電気的にも負荷が生じますので、発電量の増加を必要します。色々と取付け以外にも気を使う必要があります。
電動エアコンの場合は、旧車にとってメリットが多数あります。
・電動コンプレッサーを電気利用するので、ベルトを掛ける必要が無くなり、プーリー問題がなくなります。
・電動コンプレッサーにより、エンジンの負荷を減少することができます。
・作業が幾分簡略されるので、費用を抑えれます。
・複雑なアイドルアップ機構を必要としません。
・エンジンルームがスッキリするので、旧車にとって見た目が良くなります。
・電動コンプレッサーは、エンジンルームに必要としませんので、自由度が高まります。
・取付け出来なかった旧車にも取付けできる可能性があります。
デメリットもあります。
・電力を多量に消費するので、充電系のダイナモ・オルタネーターの容量を増やす必要があります。
また画像は後日用意します。